「ひでゆき君を救う会」

 こういうキャンペーンを批判するつもりもないし,茶化すつもりももちろんない.しかし,なぜ「ひでゆき君」のみを救うのか.
 救われるべき患者は他にももっともっといる,ということが言いたいのではない.そうではなくて,私がこだわりたいのは,livedoor がなぜこの「ひろゆき君」を選んだのか,という点なのだ.
 一私企業の活動なのだから,不透明な部分があったとしてもそれはそれでまったくかまわない.
 しかし,livedoor はそうした「一私企業」の立場にとどまることをよしとするのだろうか.私は個人的には,そうあって欲しくないと思う.